北区監禁女性

2008.10.31
昨日札幌市北区在住の21才の女性が母親に8年間監禁されていた事が明らかになり、保健福祉局から報告を受け、札幌市の連携対応不足を痛感しています。

彼女の母親は後に統合性失調症と診断され精神科に入院、彼女は施設に入所、当時は19才でありながら後天的な知的障害で3才並の知能であったとの報告でした。

小学校3年までは普通に通学していた児童が急激に不登校になり、それ以来学校は訪問を繰り返していたとのことでしたが、小学6年は1日、中学はたった2日しか通学しませんでした。

中学在学中も教師の訪問は続いていましたが、母親の拒否にあい、一度も会うことが叶わなかったと聞きました。

父親も北海道内を転々とする仕事に就き、月に数回お金を届けに訪れてはいたが、05年になり父親から北区へ母親の病気の相談があったが、女性については認識していなかった。

06年になり近所からの通報でようやく明らかになり女性も母親も収容されました。
時期は違っても学校、北区、警察に対してサインがあったのに連携を取ることも無く、追跡調査もしなかったことの不備は否めません。
又地域の希薄さにも心痛め、私たち市議会議員が何の役にも立てなかったことに虚しさを感じます。

女性はこの2年間で日常会話も出来るようになり、教育委員会から派遣されている教師と共に小学校1年生の教科書を勉強しているとの報告でした。

朝日新聞に道都大小銭准教授が、「市と児童相談所、学校が情報を抱え込み、取るべき対策を取らなかった結果であり、市に専門家が少なく担当者が頻繁に異動することが理由」と語った。
おっしゃる通りで、3丁目食堂事件があった時にも、同様の指摘があり、厚生委員会でも大いに議論をし、市は大いに反省したばかりです。

今後は同様のことは決して起きないと思いますが、議員も含め猛省し、“支えあいのまちづくり”のためにも今後に繋げていかなくてはと思いました。
地域の皆さま、どうぞ周りに気を配ってあげてください。

「いつでも、どこでも、何でも、誰でも、意識せずに」ネットワークに接続し、情報を自在に享受できるユキビタス(時空自在)ネットワークが実現に向かいつつある中、携帯電話は「一人1台」時代を迎えていま
すが、札幌市営地下鉄の車内では、携帯電話の電磁波が心臓ペースメーカー等の医療機器に影響を及ぼす恐れがあるのではとの事から、電源を切るよう呼びかけています。

こうしたことから、首都圏、関西圏など他都市から出張や旅行で来札された方々が、携帯電話の取り扱いに困惑しているという話をよく耳にし、また市民の経済活動に制約をかけているという声も聞かれます。

また、車内では携帯電話の使用をめぐり、乗客同士のトラブルにまで発展するケースがあるとも聞いています。

札幌市の地下鉄は優先席よりも弱者に配慮した専用席となっており、どの都市よりも優しさの協力が徹底されており、全国的に、優先席付近以外では、事実上通話以外の使用を認めるという流れになっていることを
踏まえると、札幌市においてもこれまでの一律「電源オフ」の取扱いを見直す時期に来ているのではないかとの観点から質問を行いました。

質問では
?@他都市事業者の携帯電話使用の取扱い
?A2008年度市民アンケート調査結果の受け止めについて
?B心臓ペースメーカー装着者への具体的な配慮を問い、交通局の答弁では、専用席周辺を思いやりゾーンと位置づけ乗客の理解と協力が得やすい工夫を行い21年度の早い段階での見直し実施を目指すとの回答を得ました。

実施に向けては、
・取扱の見直しに当たっては、ペースメー カー装着者との意見交換の場を設けるなど、充分に理解を深めること
・また市民への効果的な周知方法により、 早期に円滑な移行を進めること
・携帯電話の使用問題に限らず、イヤホンからの音漏れをはじめ、車内でのお化粧や飲食、座席の独り占めなど、利用者のモラルが問われていることから、今後乗車マナー向上にむけたキャンペーン等一層の取り組みを要望しました。
エイズ・フォーラムに参加して
昨日エイズ・フォーラムがありました。
札幌市エイズ対策推進協議会の委員でも
ある阿曾さん、大野さん、本庄さんと
霜山先生、ワイズメンズクラブ林さんに
よる警鐘は大変ショッキングなものでした。

予防もできる病気なのに、日本だけが先進
国の中で、右肩上がりに増えており、北海
道ではHIV/AIDS感染患者は1日に4人が新し
くHIVに感染しており、2008年6月現在HIV
感染者107人、AIDS患者83人とのこと、AIDSが発症して判るひとが多いのが特徴です。

また、性器クラミジア感染症は札幌市では全国の3.6倍で高校生の卵管切除も多く、10代の人工妊娠中絶率は全国の1.7倍と驚くべき数字です。

「ただ1度の経験」の背後には性的ネットワークがあり、感染・妊娠の可能性があることを知ってほしい。
HIVが心配であれば検査を受ける。
HIVに感染しても今の生活と大きく変わることはないこと、HIV薬の治療効果はあるが、治療継続は大変であるとのことでした。

これからの課題は・AIDSの情報が必要な層へのアプローチであり、感染者の生活の質向上です。性教育は家庭ではもちろんのこと、小学校高学年、中学1・2年、高校生と年代に合った情報啓発が必要であり、周り
の大人の責任は「性とは生きる心であり、新しい生命が育まれることはすばらしいこと」を伝えることです。
改めて、私たち大人の責任を痛感し、しっかり対応するよう、働きかけて行きます。

参加してくれた若者からAIDSを考える機会となってよかったとの感想をいただきました。

ノーベル賞

2008.10.24
10月7日ノーベル賞物理学賞が発表になり驚きました。

何と受賞された益川敏英・京都産業大教授は私の母校名古屋市立向陽高校の10年先輩なのです。

当時の向陽高校はいわば1.5流の受験校で、それほど注目されることもありませんでした。ですからびっくり!

取材に受賞の喜びのコメントを求められ、「(受賞は)大してうれしくない」「ばんざいなんて言わないよ」なんてお茶目なことを言うすばらしい先輩です。

「人間の原動力とはあこがれ、それが他人にはできない努力につながる」と「科学へのロマン」と題し記念講演で後輩に熱く語ったと聞きます。

又、受賞が決定した後10月10日小林誠教授と共に文部科学大臣に会い、今の教育について進言し、大学受験などでは難しい問題は避け、易しいものを選ぶよう指導しているが、これは考えない人間を作る「教育汚
染」であり、親も「教育熱心」ではなく「教育結果熱心」だと苦言を呈したとのことです。

本当にそのとおりです。
それにしても名古屋の底力はすごい!!

結婚してから母校に住所変更を届けていなかったので、住所不明のままとなっており、早速同窓会に連絡を取りました。

益川教授と同窓生であることを名実共に喜びたいと思います。

益川先輩おめでとうございます。

産科救急

2008.10.24
あの東京で妊婦が8病院に受入れを断られ、亡くなったとのニュースに誰もが心を痛めています。

全国に「総合周産期母子医療センター」が設置され、ハイリスクな妊婦に対応するようになっていますが、今回はうまく機能しませんでした。
このセンターにはNICUとい新生児集中治療管理室があるのですが、この不足が今回の最大の理由のようです。

そして慢性的な医師不足が上げられます。東京のように巨大な都市であるからこそ、起こったと思います。

札幌市ではこの10月から今までの産科救急体制が変更となり、総合周産期医療体制には7つの総合病院が対応、二次救急には9病院の輪番制から救急センターに配置されたオペレーターの指示により拠点病院と協力病院が対応
することになりました。

そして救急センターには電話相談窓口が配置され、市民の不安に応えてくれます。

今までまるでコンビニ受診のような軽症で救急センターや2次救急病院に受診していた数が大幅に減少しています。

産婦人科ばかりではなく、小児科・外科等医師不足で救急医療を辞める病院が札幌でも相次いでいます。

何より必要なのはかかりつけ医を持つ事であり、日頃の健康管理が必要です。

札幌では拠点病院は必ず受入れをしますので、今回のような悲惨な事がおきることは無いと信じます。

私たち市民も病院のかかり方を考える時だと思いませんか?
10月26日(日)13:00〜15:00札幌市教育文化会館 講堂において
ともに考えよう、エイズについて「エイズ・フォーラム」が開催されます。
(主催:YMCAの活動支援組織ワイズメンクラブ国際協会東日本区)

<エイズは非常に身近な病気で、WHOは「2006年の1年間において430万人がHIVに新たに感染し、290万人がエイズによって命を落とした」と発表しました。
 日本でも20007年1年間で1,048名が新たにHIVに感染しています。札幌市の感染者も激増しています。
 エイズはもう遠い国のことではありません。みんなで考えてみませんか!>とあります。

 このフォーラムにはコーディネーターとして札幌セカンドオピニオン・クリニック院長の霜山龍志氏、パネリストにはエイズカウンセラーの阿曾さん、北大エイズ相談室 大野さん、レッドリボンさっぽろの本
庄さん、ワイズメンズクラブ 林さんを迎え、中身の濃いお話が聞くことができると思います。なかなか聞くチャンスの少ないお話だと思います。
 ぜひ若い方を中心にご参加いただければ幸いです。

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篠田江里子

篠田江里子

プロフィール

1950年東京都生まれ、横浜市、名古屋市育ち、慶応義塾大学卒業、結婚により札幌市へ。
専業主婦を経てローラアシュレイジャパンで社会人復帰、札幌・東京の店長やマネージャを務め、2006年退社。
東京赴任中、円より子主宰“女性のための政治スクール”に参加。民主党さっぽろ公募を経て2007年札幌市議会議員に初当選以来3期12年の活動。
各常任委員会委員長、予算・決算特別委員会委員長、冬季五輪招致・スポーツ振興調査特別委員会委員長、札幌市都市計画審議会委員歴任。
(家族:既婚の娘二人、母)

活動履歴

  • 札幌市DV(配偶者間暴力)被害者支援ボランティア
  • 札幌市食生活改善推進委員
  • 高齢社会を良くする女性の会、I女性会議、ゆいネット、BPW会員、SI札幌会員
  • 保護司・札幌認知症の人と家族の会
  • 環状通東商工会委員、すすきの観光協会理事
  • 国民民主党北海道女性委員長