
今日は8月9日「長崎原爆の日」です。
65回目の「原爆の日」を迎えた6日、「原水爆禁止札幌集会」が朝7時40分から大通西4丁目であり、ドットJPのインターン生と参加しました。
この集会は広島市中区の平和記念公園でおこなわれている「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)に連動し行われるものです。
上田市長からは、平和都市宣言を行っている札幌市として、平和な世界を築くために、非核三原則を守り、人類がひとしく平和のうちに暮らせる世界の実現を願うとの話がありました。
広島では被爆者や遺族、菅直人首相が参列し、犠牲者の冥福を祈り、原爆を投下した米国のルース駐日大使をはじめ、国連の潘基文事務総長や国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長、英仏の代表も初めて出席。過去最多の74カ国が参加しました。
秋葉忠利広島市長は平和宣言で、「核兵器廃絶の緊急性は世界に浸透し始めており、大多数の世界市民の声が国際社会を動かす最大の力になりつつある」と言及、その上で、核兵器のない世界を一日も早く実現するために日本が積極的にリーダーシップを発揮するよう求めました。
また潘事務総長はあいさつの途中で「世界平和のために広島に参りました」と日本語で述べ、被爆者が存命中に核廃絶を実現できるように努めようと呼び掛けました。まさに画期的な平和記念式典となりました。
札幌集会には観光客と思われる通りがかりの家族連れの参加も多くあり、共に原爆犠牲者に対し献花をし、8時15分原爆投下の時間に非核社会を目指し、「核」の脅威に「死」の抗議「ダイ・イン」をしました。
インターン生はこの後市役所で行われている「原爆展」(〜12日)も見学し、初めての経験であり、平和を願う事ができたと感想を述べてくれました。
二度とあの悲惨な経験をすることがないよう、平和への想いを強く願う一日でした。