札幌市の対応

2011.03.21
3月11日地震の直後15時、消防局へ消防庁からの緊急消防援助隊の出動要請を受けて、緊急消防援助隊(消防ヘリコプター1機、指揮支援隊5名、航空隊員6名)が、宮城県庁に向けて出発、防災ヘリによる仙台市荒浜地区での被災者の救出活動を開始してから、この10日間、水道局、建設局、保健福祉局など総勢190名が現地で救援活動をしています。

救援物資は札幌市備蓄物資である毛布、缶入りパン、飲料水、給水袋、粉ミルク、簡易トイレなどとともに、企業からの提供品の食料品、無洗米、マスクなどが12日以降逐次現地に送られています。

3月17日には被災地への支援に関する札幌市の推進体制を強化するため、市長を本部長とする「東北地方太平洋沖地震札幌市支援対策推進本部」を設置。あわせて、札幌市としての支援内容を調整する「支援対策推進室」を市長政策室に置き、また「20大都市災害時相互応援に関する協定」の幹事である千葉市で被害が発生しているため、「政令市間支援対策調整室」を、副幹事である札幌市の危機管理対策室内に設置し24時間体制で政令市間の調整や情報収集を行っています。

今後想定される札幌市の対応は、被災地へのボランティア派遣の調整、福祉施設への介護スタッフの派遣、建物の応急危険度判定士、被災宅地危険度判定士の派遣、道路復旧、がれきの除去協力、被災者の市営住宅への受け入れ、遺体の火葬への協力などとされています。

亡くなった方行方不明者をあわせると2万人を越える大災害であり、長期的な支援が必要であり、現地のニーズをしっかりと受け止め、出来ることの準備をしなければなりません。

私たちは少なくとも風評被害に惑わされたり、買いだめなどしてはならないと思います。
地震列島に住む私たちはいつ災害に遭ってもおかしくない中で、この大震災を私たちはリアルタイムに経験しました。知った以上は責任を持って、自然とどう共生していかなければならないのか、自分が出来ることは何かを見つけ、またどのように支えあうことが必要なのかを考え、行動する時だと考えます。

この3連休には大通界隈には子どもから大人まで多くのグループが義援金募金を行っていました。皆じっとしていられないのです。市議会では23日には臨時議会が開催され、公費としての支出も検討されます。被災された方がまずは安心して横になって休める場を作ってあげたい、行方不明の方を早く肉親の元に帰してあげたいと切に思う毎日です。
昨日14時46分ごろ、三陸沖を震源に国内観測史上最大のM8.8の地震が発生し、私の事務所でもゆっくりと長く揺れる様子に不気味な想いをしました。

地震後テレビでリアルタイムに刻々と知らされる津波や火災の様子に驚くばかり、阪神淡路地震や中越地震の被害からようやく癒えてきたと思われる昨今でした。

仙台は父の故郷であり、叔母を始め従兄弟たち親類も居住しており、電話はなかなかつながりません。前職の際に担当していた地域でもあり、心が痛みます。

いち早く自衛隊も派遣されています。まさに国難と言える今回の地震には、国民全ての力を結集して対応していかなくてはなりません。
被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げ、一日も早い回復をお祈り申し上げます。
環境局「ごみ収集車火災について」
2011年2月25日 予算特別委員会 環境局
「ごみ収集車火災について」
車輛火災に占める本市のごみ収集車の火災発生件数はこの3年間で311件と非常に多くなっています。

これまでごみ収集車の火災で人命や収集機材が全損するなどの大きな損害は発生していませんが、全損すれば、パッカー車1台の価格は1千万以上もかかり、収集作業員の安全をも脅かしますし何より消火作業などに時間がかかることで、収集時間に大幅な遅れが生じ市民生活に大きな影響を与えます。

2009年度消防統計では141件と前年に比べて大きく増加したのは、2009年7月からスタートした家庭ごみの有料化前の大量の駆け込み排出が影響したものですが、2010年度も、2月23日現在で88件発生しており、毎週1.8件の収集車火災が起きているといっても過言ではありません。

また火災発生の主な原因はスプレー缶やカセットガスボンベが圧倒的に多いのですが、ガスライターによる火災が心配されます。

近年、幼児がガスライターをいたずらすることで、車輛火災が発生する事故が後を絶たず、昨年3月北海道でも4人の乳幼児が亡くなる痛ましい事故がありました。

ライター使用の安全対策として、経済産業省において、ライターを消費者生活用製品安全法の特定製品に指定する消費生活用製品安全法施行令の一部を改正する政令が2010年12月27日施行され、経過措置が終了する本年9月27日以降は技術基準を満たしたライター以外は市場で販売が出来なくなること、たばこ離れに伴い、家庭で保管されていた不要なライターがこれまで以上に排出され、ごみ収集車の火災がさらに増えることも懸念され,環境局にはごみ収集車火災防止に向けた対策を問いました。

ごみ収集車火災は人災だと考えます。作業員が自力で消火し、事後報告を受けた火災は件数にカウントされていないことから、実際には件数はもっとあると思います。

ごみ収集車が火災を起こすと、収集車だけでなく、人身や周囲の住宅などにも被害が及ぶ危険もあります。一人一人が、分別マナーを守ることで防ぐことができます。

北消防署発案のスプレー缶、カセットボンベの引き取りは、今年度はモデル事業ですが、対策の一つとして消防局と連携して是非全市に広げ、市民周知に役立てることを求めました。
環境局「車イスのリサイクルにかかる情報提供について」
大型ごみに排出される車イスは今年度も310台を越えています。大型ごみとして出されると廃棄物となり,パッカー車に積み込まれてしまうとスクラップされ、車イスとしての再利用はありません。

介護保険を使い、車イスを必要とされる方が手軽に購入できる一方、不要となった車イスの再利用を望んでも、情報がないため、やむなく大型ごみとして廃棄している例も多いのです。

札幌市では市社会福祉協議会が「リサイクル情報」として、不要となった車イスを始め電動ベッドなどの福祉用具を、譲る側、譲り受ける側双方の情報を受け付け、市民への情報の橋渡し役を担っていますが、こうした情報は市民には中々知られていない現状であり、廃棄する前に再利用の道を案内するためには、常日頃から広報媒体を使って市民への周知が必要です。

保健福祉局とも連携を図り、ごみ分けガイドへの掲載や環境局のHPにアップなどごみに排出する前の市民への周知啓発をしていただくことを求めました。

NPO「飛んでけ!車イス」の会があります。
海外の障害者・児の自立を目的として、日本で使われなくなった車イスを集め、修理し、海外旅行へ行く旅行者に託し、発達途上国の障害者・児へと送る活動をしています。

市社会福祉協議会の「リサイクル情報」や「飛んでけ!車イス」の会への情報発信がHPやごみ分けガイドで早急に行われ、本当に必要とされている方の元に届くことを願います。

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篠田江里子

篠田江里子

プロフィール

1950年東京都生まれ、横浜市、名古屋市育ち、慶応義塾大学卒業、結婚により札幌市へ。
専業主婦を経てローラアシュレイジャパンで社会人復帰、札幌・東京の店長やマネージャを務め、2006年退社。
東京赴任中、円より子主宰“女性のための政治スクール”に参加。民主党さっぽろ公募を経て2007年札幌市議会議員に初当選以来3期12年の活動。
各常任委員会委員長、予算・決算特別委員会委員長、冬季五輪招致・スポーツ振興調査特別委員会委員長、札幌市都市計画審議会委員歴任。
(家族:既婚の娘二人、母)

活動履歴

  • 札幌市DV(配偶者間暴力)被害者支援ボランティア
  • 札幌市食生活改善推進委員
  • 高齢社会を良くする女性の会、I女性会議、ゆいネット、BPW会員、SI札幌会員
  • 保護司・札幌認知症の人と家族の会
  • 環状通東商工会委員、すすきの観光協会理事
  • 国民民主党北海道女性委員長