
札幌市中央区と南区にまたがる“もいわ山”531mが大きくリニュアルし、先日観光議員連盟の視察がありました。
子どもが小さい時には何と言っても30分で都心から行くことの出来る山ろくスキー場として重宝していましたが、山頂に上がるにはロープウェイとリフトを乗り次がなくてはいけず、中々身近な山とはなっていませんでした。
本州からのお客様を案内して身近にいけることを望んでいました。
リニュアルなったもいわ山は魅力一杯でした。
山ろく駅、もいわ中腹駅、山頂駅全て新しくなり、もちろんバリアフリー、リフトに代わったモーリスカー(ミニケーブルカー)駆動方式は世界初とのこと、まるで森の中を駆け抜けるような感覚です。
山頂駅には最新のプラネタリウムもあり、アニバーサリーレストランも
美味しく、すてきでした。なんと言っても景色は最高!
元日は5時からロープウェイが動き、初日の出は6時4分と聞きました。
改めて、市民の誇る“もいわ山”、多くの市民と観光客に感動を与えることができますように・・。
厚生委員会では12月12日には陳情審査と補正予算に関る議案審査5本、14日と26日には、来年度6つの福祉に関る計画が改定されることで、計画を案件とする委員会が開催され、私は計7本の質問に立ちました。
質問に当っては、担当部課長からの説明、質問に向けての資料の読み込みそして質問作りに時間を割き、12月はあっという間に終わってしまいます。
<12.14厚生委員会 介護保険料・基金について質問(要約)>
2012年以降の次期介護保険料については、現時点の試算額が示され、基準額の月額で、現行の4,130円から4,800円程度になるとの見込みが示されました。
全国的には平均で5,000円を超えると推計していますが、札幌市では、介護給付費準備基金などを活用して、負担の軽減を図りますが、それでも月670円の増加、約16%の伸びを示しています。
私達団塊の世代が第5期では65才を迎え、介護サービスを受ける人は大幅に増え、サービス費用は大きく増えることが容易に想像できます。他都市においては軒並み5,000円を超えるところが出ています。
基金の活用については、11月22日厚生委員会陳情審査で、私の介護給付費準備基金の取くずしの質問に対して、今期の取崩し計画額である約21億円を上回る額を活用したいとの答弁があり、また北海道財政安定化基金については、北海道に働きかけているという説明がありました。
質問では、保険料のこの伸びの要因、すでに公表された他都市の状況、再質問では、準備基金と財政安定化基金の取崩し額と保険料の引下げ効果を聞きました。
介護保険第一号被保険者は2012年には札幌市では約42万人となり毎年2万人ずつ増え、介護を必要とする要介護者は8万人から9万人になると推計されています。
他都市の状況では、名古屋市5,300円以上、福岡市では5,500円程度と大幅増額が推計されており、準備基金では32億円、財政安定化基金では8億円合計40億円が、保険料の負担軽減のために活用され、その引下げ額は月額300円近くになるよう、最大限努力することが明らかになりました。
保険給付費確定については、介護報酬の改定率を2〜3%で試算したもので、今後、国が示す改定率などにより再計算することになり、また、準備基金については、2011年度における保険給付費の推移も踏まえ、最終的な取崩額を確定させます。北海道の財政安定化基金については、交付予定額内示を受け、繰入額としていくことになります。
北海道財政安定化基金については、市町村拠出分はもちろんのことですが、北海道拠出分については、北海道は一般財源化も目論んでいる気配もあり、できる限り交付されるよう、最後まで粘り強く北海道に働きかけることを要望しました。