
9月が始まりました。
今年も残すところ4か月、3分の2が終わったと思うと、一日いちにちを
大切に過ごさなくてはと改めて思います。
私も応援している東日本大震災市民支援ネットワーク・札幌 (むすびば)では今夏も学習支援付き保養プログラム「つばさ2013夏」を8月の2週間実施し、報告がメーリングリストに載りました。
3.11原発事故から3年目を迎えても、福島県内外の放射能による汚染状況は依然、厳しいものがあり、今も子供を持つ保護者にとっては大きな課題となり、特に高校受験を控えた子を持つ保護者にとっては、「せめて夏休みに子どもを避難させたいけれど、高校受験なので躊躇する」「残念だけど地元の塾に通わせる」といった声に、昨年初めて高校受験生を対象にした学習支援付き保養プログラムをむすびばでは実施し、全国的に高く評価され、継続実施の要望が強いことから本年も実施されました。
本年は2週間、12人の中学3年生と相談役としてつばさ1期生の2名の高校1年生が参加されました。
改めて「つばさ2013夏」のブログを見ていると、集中した受験勉強の様子とお盆休みに札幌を大いに楽しむリクリエーションでの様子は、どのお子さんも元気に活動している様子がよく見えました。
でも、きっとそれぞれ不安や疑問を抱えての参加もあったと思いますが、健康やメンタルケアのサポートもあり、きっと参加した子供たちは
大きな自信となって、自分の人生を作り出すきっかけになったのではと思います。
このプログラムにドットJPのインターン生とスタッフ計4名ボランティア参加をさせていただきました。通常のインターン活動とは異なる経験だったと思いますが、彼らにとっては弟妹の年齢で、たまたま福島で3.11に遭遇したばかりに、大きな荷物を背負ってしまった子ども達のことを、他人事ではなく考えてくれると思います。
私達も福島の子どもたちに背負わせてしまった大きな荷物を一日も早く
軽くすることができるよう活動しなければと思っています。
福島は3年前の3.11から何も変わっていないのですから。