台北視察 6

2013.12.29
大葉高島屋地下にて
JTB台湾では、台湾マーケット動向について伺った。

2012年の出国率は約45%、内日本へは14%、リピート率は72%と言われ、2012年は160万人、今年はすでに200万人が円安の背景を受け訪日している。
春節、花見、夏休み、紅葉の年4回がピークで、最も好きな国、最も行きたい国が日本となっている。都道府県別訪問率では東京都、大阪府に次いで北海道であり、団体と個人旅行が半々となってきた。
オープンスカイ協定の締結により、地方路線が増加し、航空座席の供給が拡大しており、益々訪日旅行者は増える傾向にあり、将来可能性あるのは、自転車の旅やインセンティブツアー、MICEが考えられる。台湾人から見た日本では、目的は都市探索やグルメ、ショッピング、北海道では温泉、花、雪に人気がある。
今後の期待としては、日本人のライフスタイルを味わう事や、イベント・祭りなどを体験できるツアー、プロ野球観戦などができるよう受け入れ施設や地域が協力して着地型の情報発信が必要であり、台湾のお客様を優遇してくれる環境づくりが大切とのことにはおおいに納得、札幌市としても台湾からの観光客をしっかりとつなぎとめる取組みを行わなければならないと思う。

台北視察 5

2013.12.29
大葉高島屋地下にて 
台北市の高級住宅地天母地区には日本人学校やアメリカンスクールがあり、大葉高島屋が創立20周年を迎えている。
日本からの経営陣3人にお会いし、北海道物産展についての話を伺った。

2009年百貨店15周年のイベント北海道展が発端で、今年は12月6日から5回目を開催、北海道の人気スイーツや、海産物、お惣菜などを10日間販売、多くの集客がある。
初回の北海道展では、北海道、札幌市、北海道観光振興機構、札幌観光協会からも後援を受け、本物志向の北海道物産展は商品を販売するだけでなく、よさこいなどイベントも行い、台湾における北海道ブランドの拡大に寄与している。
地下の食料品売り場には、北海道の珍味や食材、お鏡モチまでが販売されており、札幌ラーメンの店舗もあり、台北市に居住する日本人が多いことが読み取れた。

台北視察 4

2013.12.29
台北地下鉄工事
午後は台北市と新北市をつなぐ地下鉄MRTの延伸工事現場を視察しました。
北海道の企業地崎岩田組が現地企業とJVを組み、2015年夏を目指し工事中でした。
地下4階まで細い階段を上下し、日本では、まず無理と思える現場の視察です。日立造船製の潜盾機シールドマシーンによる工法で地下には駅部が姿を現わしていました。当然かなりの騒音とホコリの中での作業でした。
台北MRTは、今5路線127kmから、7路線221kmを目指しており、おおいに地域住民の足となっており、全線開通が待たれます。
大都市交通で、黒字なのは台北、香港、東京のみとのこと、札幌ももっと地下鉄に市民が乗らなけば、延伸を求めることは厳しいでしょう。

二つの公共工事現場で日本の企業がトップランナーとして参加している様子はうれしいものでした。

台北視察 3

2013.12.29
台湾高速南港駅にて
20日は台湾高鉄南港駅で日本の新幹線技術による高速鉄道延伸工事であり、民間BOTによる世界最大の工事を見学しました。
台南の高雄近くから台北まで345kmを結ぶ高速鉄道は、現在1日14万人の乗降客があり、開通後ライフスタイルが変化し都市と非都市部の格差が縮小し、南北往来の主要交通手段となっています。
運転率99%、定時到着率99%を誇り、10年後には一日28万人の乗降客をめざしており、ここでも、日本の技術の素晴らしさを知りました。

台北視察 2

2013.12.28
台北視察 2
 19日台北市立動物園で協力協定締結式が行われ、札幌からは絶滅危惧種であり円山動物園生まれのヨウスコウワニ3頭とヤドクガエル28匹、台北からはこれから生まれる雄のチンパンジー1頭が移動することが発表され、訪問団から記念品として白熊親子モチーフ苔のトピアリーを贈呈しました。
式後、園内を視察、台北市人口約270万人ですが、年間300万人が入園しており、広大な広さを十二分に生かした園は余り手を入れず自然の中に動物達もゆったりと居心地良さそうでした。パンダの赤ちゃんが7月に産まれ、新年には、お披露目との事。

台北市視察 1

2013.12.28
台北市政府
観光議員連盟で台北市視察を行いました。
99周年を迎えた台北市立動物園と円山動物園間に協力関係樹立がなされ、動物交換を行うことになり、また、日本とは国交のないにも関わらず、札幌に昨年は22万人、今年は30万人が訪れている台湾の様子を見分して来るために視察しました。
新千歳から直行便では4時間40分で行け、時差も1時間という近距離の外国です。

まず、人口270万人の台北市政府表敬訪問、庁舎は何とも大規模なもの、親子劇場や、台北探索館などもあり、陳 雄文副市長が対応してくださり意見交換しました。台北市の人口も札幌市と同じく女性が10万人多く、合計特殊出生率は0.89、高齢化率は13.04と少子・高齢化が進んできており、年金・医療制度に課題を抱えることや、経済では札幌市の失業率7.3%に比べ台北市は4.3%と低いものの、確実に上がっている状況や、産業では第3次産業が80%を超え観光等で外貨を得る様子などをお聞きしました。
別棟の台北市議会では、周 柏雅副議長と意見交換、台北市議会は定員62名、6つの選挙区と2つの原住民選挙区に分けられており、1万3千人の平地と山地原住民選挙区からは代表が1人ずつ議員となっています。
また、女性参政権も保障されており、クオータ制の下、今期22名が女性議員であり、女性議長でした。近年議事情報の公開及び電子化に力を入れ、議事堂ペーパーレス、議事インターネット中継の推進を行い、市民に議会活動を知らせているとのことでしたが、議場の議員席横には資料が山と積まれており、そのギャップも興味深くありました。

 

最近のエントリー

カテゴリ

RSS Feed RSS Feed Atom Feed TopicXML アイコン
WebBoard

篠田江里子

篠田江里子

プロフィール

1950年東京都生まれ、横浜市、名古屋市育ち、慶応義塾大学卒業、結婚により札幌市へ。
専業主婦を経てローラアシュレイジャパンで社会人復帰、札幌・東京の店長やマネージャを務め、2006年退社。
東京赴任中、円より子主宰“女性のための政治スクール”に参加。民主党さっぽろ公募を経て2007年札幌市議会議員に初当選以来3期12年の活動。
各常任委員会委員長、予算・決算特別委員会委員長、冬季五輪招致・スポーツ振興調査特別委員会委員長、札幌市都市計画審議会委員歴任。
(家族:既婚の娘二人、母)

活動履歴

  • 札幌市DV(配偶者間暴力)被害者支援ボランティア
  • 札幌市食生活改善推進委員
  • 高齢社会を良くする女性の会、I女性会議、ゆいネット、BPW会員、SI札幌会員
  • 保護司・札幌認知症の人と家族の会
  • 環状通東商工会委員、すすきの観光協会理事
  • 国民民主党北海道女性委員長