
テーマ「未来の景色は、わたしたちが変える。」のもと、全国から女性リーダー達が約1700人集まりました。
女性、男性を問わず暮らしやすい社会の実現に向け、私達一人ひとりが新たな一歩を踏み出し、未来へつながる男女共同参画社会を創るメッセージがちりばめられていました。
13の分科会が開催され、私の参加した分科会「女性に対するあらゆる暴力の根絶」では、性暴力被害者支援の仕組みを見ながら、被害者に寄り添う支援の形を考え、まだまだ当事者の痛みを共感できる社会にはなっていない事を実感しました。
また、当事者意識こそ未来のクランドデザインを考えられるとの言葉こそ意を得たり、アイヌ民族の田原さんの言葉は重たく、立場を越えた共感能力の必要性を感じます。
来年の開催地倉敷市からは伊東香織市長以下、熱いエールがありました。
日本女性会議二日目、大平まゆみさん、山口香さんの講演はつよく、やさしく、美しくある女性の未来を彷彿させるすばらしいものでした。
昨日の分科会報告を聞いた後は、シンボジウム林委員長のコーディネートで、全地婦連協柿沼会長、秀嶋弁護士、きのとや長沼社長から、男女共同参画社会実現のために私達が起こすべきアクションを考え、自らの能力にフタをしない。「今、ここから始まる」には共感しました。
とても良い会でした。市民まちづくり局の皆さん、お疲れ様でした。

午後からの特別委員会では市立札幌病院、保健福祉局障がい福祉部の審議があり、私は「障害児通所支援事業」について質問をしました。
「 市内には、250カ所を越える児童発達支援事業所があり、何処の政令市よりも多く選択の幅はひろがるが、行政の目が届くのか、療育の質について事業所に対する苦情も少なからずある。
「家族支援」「地域支援」など多くの役割を担う事業所や指導員のレベルアップをしていくには、地域で培ってきた専門的支援のノウハウを持つ支援センターの役割は大きく、限られた人員で行っている支援センターへの負担は当然負担も重い。
札幌市においても国の事業参加も含め、地域の中核を担う支援センターへの負担解消策も考えるべき。
営利目的で参入する事業所もあるが、実地指導をしっかり行う事で質の高い安心のサービスの提供につながる。指導、支援体制に特段の配慮を求めた。」