陳情審査

2007.07.27
 今日の総務常任委員会は「北部軍司令部防空指揮所の保存」要請に関する陳情審査でした。

 月寒地区に太平洋戦争中に使われた施設が63年経った今も存在しています。非常に頑丈なコンクリート建築で、昨年まで自衛隊が使用していました。

 札幌にただ1つ残った戦争遺跡です。
この施設について過去3回市民団体から札幌市に保存の要請がありましたが、市の回答は財政的に難しいということでした。

今回は「国に対して保存を要請してほしい」という内容で、改めて審査にかかりました。

本市が購入できない施設を、多額の費用がかかることを知りながら、国に保存を依頼することができるのか、とも考えましたが、戦争という悲惨な経験を形で残すことは国であるからこそできる。この施設は壊してしまえば二度と見ることのできないものです。

 札幌市の平和事業は平和の尊さや戦争の悲惨さをソフト面で訴えるとされていますが、現実に戦争体験者はご高齢となり、言葉で伝えていくことの難しさもあります。

「百聞は一見にしかず」と言うように、目で見る戦争遺跡は何にも変えがたいものと思います。
私たちが受けてきた学校教育以降、近代史は軽んじられてきたと思います。
 札幌市は平成4年に戦争や核兵器のない世界を目指して「平和都市宣言」を行いました。

札幌の明日を担う子どもたちに平和の尊さや戦争の悲惨さを伝えることのできる平和事業をさらに進めていく必要があると考えます。

そのためにも是非、この施設を保存することを国に対して要望していかなくてはならないと考えます。

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篠田江里子

篠田江里子

プロフィール

1950年東京都生まれ、横浜市、名古屋市育ち、慶応義塾大学卒業、結婚により札幌市へ。
専業主婦を経てローラアシュレイジャパンで社会人復帰、札幌・東京の店長やマネージャを務め、2006年退社。
東京赴任中、円より子主宰“女性のための政治スクール”に参加。民主党さっぽろ公募を経て2007年札幌市議会議員に初当選以来3期12年の活動。
各常任委員会委員長、予算・決算特別委員会委員長、冬季五輪招致・スポーツ振興調査特別委員会委員長、札幌市都市計画審議会委員歴任。
(家族:既婚の娘二人、母)

活動履歴

  • 札幌市DV(配偶者間暴力)被害者支援ボランティア
  • 札幌市食生活改善推進委員
  • 高齢社会を良くする女性の会、I女性会議、ゆいネット、BPW会員、SI札幌会員
  • 保護司・札幌認知症の人と家族の会
  • 環状通東商工会委員、すすきの観光協会理事
  • 国民民主党北海道女性委員長