負ける建築

2007.09.14
 9日札幌で開催された慶応150周年記念講演会で隈研吾理工学部教授のお話はとてもすてきな話でした。

 隈教授は環境に奉仕する建築をされています。東京六本木ミッドタウンに出来たサントリー美術館を作られました。

今までの建築は「勝ちの建築」と言われ、コンクリート打ちっぱなしやガラス張りの建築が謳歌し、それを真似たものも沢山できました。

 しかしかつてブルーノ・タウトが景観を生かした建築を行ったように地域の個性を生かした建築、そこでしか作りだせない建築が出てきました。

 環境に配慮する、予算が少ない等デメリットな条件の中で作り出される建築物は本当にすばらしいものでした。

 宮城県登米町の能楽堂というか能舞台は地元産の木材を使い節を残した経済建築、1億8千万で完成。
 中国万里の長城に作った竹の家はアクロスの吉永小百合さんのコマーシャルの舞台になったそうです。

 札幌市は長年、能舞台を作ってほしいという陳情を受けています。かつて計画に上ったそうですが、このご時勢、巨額をつぎ込むことは出来ません。

 もっとも日本文化の粋が能舞台です。
全国各地にあるのに札幌にはないのは残念です。 

登米町に作られた自然と一体化した能舞台ならば、中島公園や円山公園に作ることが出来るのではと思います。
まさにお金が無くても、知恵を働かせば、何とかなるのでは。

ちなみに隈教授の建築物は北海道に1つもありません。
中国からものすごい勢いで受注が入っているようですが、何とか札幌にも隈教授の建築物を建てて頂きたいです。

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篠田江里子

篠田江里子

プロフィール

1950年東京都生まれ、横浜市、名古屋市育ち、慶応義塾大学卒業、結婚により札幌市へ。
専業主婦を経てローラアシュレイジャパンで社会人復帰、札幌・東京の店長やマネージャを務め、2006年退社。
東京赴任中、円より子主宰“女性のための政治スクール”に参加。民主党さっぽろ公募を経て2007年札幌市議会議員に初当選以来3期12年の活動。
各常任委員会委員長、予算・決算特別委員会委員長、冬季五輪招致・スポーツ振興調査特別委員会委員長、札幌市都市計画審議会委員歴任。
(家族:既婚の娘二人、母)

活動履歴

  • 札幌市DV(配偶者間暴力)被害者支援ボランティア
  • 札幌市食生活改善推進委員
  • 高齢社会を良くする女性の会、I女性会議、ゆいネット、BPW会員、SI札幌会員
  • 保護司・札幌認知症の人と家族の会
  • 環状通東商工会委員、すすきの観光協会理事
  • 国民民主党北海道女性委員長