
札幌市2016年度予算を審議する第一回定例議会、予算特別委員会が2月17日から3月29日まで開催され、私は初めて第二部委員長として10回の特別委員会の采配をとらせていただき、改めて身の引き締まる想いを経験いたしました。質疑時間34時間、のべ質疑者117名、質問項目は200近くになり、坂本副委員長にもお世話になりました。
今期は秋元市長就任後初めて手掛ける本格予算・定数・機構編成であり、人口減少・超高齢社会の到来を目前に控えて、私たちが愛してやまないこの札幌の街の将来を若い世代につなげていくために、50年先を見据えたまちづくりに大きく踏み出しました。
予算では、「誰もが安心して暮らし生涯現役として輝き続ける街」と「世界都市としての魅力と活力を創造し続ける街」2つの未来の札幌の姿を実現するために、「まちづくり戦略ビジョン・アクションプラン2015」に基づき、経済の活性化や子育て支援など、未来への投資となる事業を積極的に計上、予算総額は、一般会計で前年度比3.9%増札幌市政最大の9,366億円となり、全会計では1兆6,011億円となりました。
3月11日、東日本大震災から丸5年が経過しました。今なお多くの方々がふるさとを離れ、札幌市内でも千人を超える方が避難生活を余儀なくされているところです。決して風化させてはいけない、しっかりと寄り添ってまいりましょう。